Webex Calling の音声仕様
Opus を使用している Webex Calling 内のコール フローと、G.722 または G.711 などの別のコーデックにデフォルトでどのコール フローに関する情報を次に示します。
Webex Calling の音声に Opus コーデックを使用することで、通話の品質を最適化します。ほとんどのクライアントは Webex Calling プラットフォームで Opus をサポートしており、可能な場合、音声通話に使用される主要なコーデックです。
G.711 はユニバーサルコーデックです。G.729 コーデックのみでの通話には対応していません。コーデック リストに G.729 のみが含まれている場合、正しく機能しないコールフローがいくつかあります。したがって、すべての招待には G.711 コーデックが含まれている必要があります。
Opus は Webex アプリ クライアントとすべてのマルチプラットフォーム フォンでサポートされています。アナログ電話アダプターと DECT 電話は、Webex Calling プラットフォームで Opus をサポートしていません。Opus は、ほとんどの PSTN プロバイダーでもサポートされていないため、G.711 が使用されます。
Opus コーデックは、次のコール フローでサポートされています。
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Webex アプリ (デスクトップ) <—> Webex アプリ (デスクトップ)
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マルチプラットフォーム電話 <—> マルチプラットフォーム電話
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マルチプラットフォーム電話 <—> Webex アプリ (デスクトップ)
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マルチプラットフォーム電話<—> 自動音声応答
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マルチプラットフォーム電話<—> ボイスメール
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Webex アプリ (デスクトップ) <—> 自動音声応答
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Webex アプリ (デスクトップ) <—> ボイスメール
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Webex アプリ (モバイル) <—> Webex アプリ (モバイル)
各コーデックは、各オーディオ ストリームに対して 70 ~ 80 kbps の帯域幅を消費します。内部エンタープライズには 2 つの音声ストリーム (200kbps) が必要であることに留意して、ネットワーク上のオーディオ ストリームあたり 100kbps を許可することをお勧めします。